紅葉日記・2018

我が家の玄関前には一本のヤマモミジがある。
毎年、紅葉を楽しみにしているのだが、
去年は染まり始めたところで台風の直撃を受けて散ってしまった。
今年は病気の療養もあって釧路にいる時間が長いので、
染まり始めてから散るまでをカメラに収めることが出来た。


染まり始めたかな、と思ったのは10月12日のことである。
緑のなかにわずかに赤や黄色が見え始めた。


10月18日、本格的に染まり始める。
今年は例年よりわずかばかり遅いようだ。


講演で東京に行って戻ってきたのが23日である。
4日ほど留守にしているあいだに一気に色づいたモミジが
ぼくを迎えてくれた。
天候の具合か、今年は黄色が勝っているようだな、と思う。


24日から25日の朝にかけて雨が降った。
朝起きると、モミジが盛大に散っていた。


今年はこれでおしまいなのかな、と淋しく思う。
北国の釧路は、紅葉が散るとまもなく初雪が降る。


ところが、ここからが案外しぶとかった。
これは26日の午後に撮った写真。
今年のモミジは散るのと染まるのが同時並行で進んだ。


残った葉が一気に紅く色づいてきたのである。


翌27日の土曜日、雨混じりの木枯らしが吹いた。
この秋の釧路は好天と荒天が日ごとに繰り返す妙な天気だ。
せっかく染まった紅葉が一気に落ちた。


28日の日曜日は一転して快晴。
木枯らしに耐えた葉が一気に紅くなった。
燃え尽きる前の蝋燭の炎の最後の揺らめきというところか。


29日は朝から雨。
天気は午後から回復して青空が広がったが、
紅葉はすっかり枯れ落ちてしまっていた。
この日、タンクの半分にまで減っていた灯油を補充。
今年の灯油は高い。
安い店で買っているのだが、それでもリッター90円を超えた。
もうストーブを手放せない季節である。
釧路は長い冬ごもりに入ろうとしている。







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