北の春へ飛ぶ

今日から一週間の休暇で、
羽田から根室中標津空港に飛ぶ。
この2ヶ月は
仕事に追われて4日しか休んでいないので、
(それも、そのうち3日は先週になってである)
さすがに疲れが溜まっていて、
体以上に心のリフレッシュを必要としていた。
こういうときは、
ぼくの第二の故郷(?)である北海道に限る。



残念ながら本州上空は雲が多く、
ほとんど風景を眺めることはできなかった。
北海道上空にかかるころから晴れてきて、
摩周湖を裏の方からちょっと眺めることができた。


中標津は牧場の緑が眩しい。
山田洋次監督の1970年作品、
「家族」のラストシーンを思い出させる。
(あのラストも、よく晴れた春の中標津だった。)
着陸すると気温は17℃。
空気が大変清々しく、爽かである。
北海道、とりわけ道東は、
すべての生命が一斉に芽吹くこの季節が美しい。

これからバスで羅臼に向かい、
明日からは知床の海に潜る。
たぶん水温は0℃前後…きっと寒いだろうな。
なんだか「年寄りの冷や水」を絵に描いたような、
ぼくの休日が始まろうとしている。















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