2011年12月12日月曜日

鄙にも稀な居酒屋「この花」(南相馬)

南相馬に通い始めて4ヶ月。
その間、南相馬に泊まった夜を通算すると1ヶ月を超える。
これだけ長くいると「行きつけの店」というのができる。
もっかのところ、
ぼくが一番気に入っているのが「この花」である。


「この花」は原ノ町駅に近い裏通りにある。
誰かに教えられなければ、まずたどり着くことはできない。
おいしい店だと聞いてはいたが、
ぼくが南相馬に通い始めた8月には、
大将は避難生活を送っており、店は開いていなかった。
再開したのは9月の初め頃だったろうか。
さっそく行ってみたが、噂通り、何を食べても旨いし、安い。
スタッフも大いに気に入って、その後、何度となく訪れている。


何度目かに行ったときにレバ刺を食べた。
どちらかといえば無口な大将が
「これほどのレバーはまたいつ入るかわからない」と勧めてくれたもの。
とろけるほど甘く、絶品だった。
以来、大将の言葉通り、何度行ってもレバ刺はメニューにない。
また食べたいぞと強く意思表示をしていたら、今夜用意してくれた。
メニューには載っていなかったので、
予約していたぼくたちのためにわざわざ仕入れてくれたのだろう。
写真は一人前だが、
やはり美味しかったので、後でもう一人前追加して食べた。
一緒に注文した寒ブリの刺身も脂が乗った上物で、これもお替り。
ほかにポテトサラダ(これがなぜかまた旨い)などを注文した。
日本酒も「飛露喜」や「阿武隈」など地元福島の酒を中心に揃う。
ビールがアサヒドライであることを除けば、非の打ち所のない店である。

とてもいい店なので、人気があり、
予約しておかないと入れないことも多い。
ぼくたちは帰るとき次回の予約をしていくのが習慣になった。
気が早いようだが年明けの予約を入れて、店を後にした。

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