究極のモツ焼き

ぼくはホルモン焼き、モツ焼きの類が大好きなのだが、最高の店を東京で見つけた。
「みつぼ」といって、もともと店の広さが三坪だったことからついた名らしい。
本店は江戸川にあるが、ぼくが行くのは髙田馬場店である。


店は髙田馬場駅のプラットホームのすぐ脇で、
半分屋台みたいな店だから、食べていて山手線の乗客と目が合ったりする。
(ホームの女の子のミニスカートが下から見えるという説もあるw)
安くて美味しい店だからいつ来ても満員の客で賑わっていて、
大いに飲み、喰い、語りあう人たちが作り出すエネルギッシュな喧騒は凄まじいばかりだ。
すし詰めの店内の片隅にちょっとばかりのスペースがあって、
ぼくたちはそこに陣取ることになった。
テーブルはビール箱を重ねた上に木の板を敷いたもので、
料理がくると皿がテーブルからはみ出してしまうほどの狭さである。
お世辞にもきれいとはいえない店だが、意外に女性客が多い。
女性ばかり3~4人で食べにきている人たちの姿もけっこう目立つ。


人気の秘密は肉の圧倒的なまでの鮮度のよさ。
色は見るからに新鮮で、噛めば充分な歯応えがある。
写真はモツの刺身の5種盛りで750円。
他にハツやガツ、シロ、タンなどの串が一本90円である。
何を食べてもおいしい店だが、
きょうはとりわけコブクロが抜群で、
刺身にしても串焼きでもコリコリした食感が堪らなかった。
仕事仲間の「ほっちゃん」と二人で飲み食いして7700円ほどの勘定。
ビールがモルツなのもちょっと嬉しい(エビスだったらもっと嬉しい…)。

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