仙台生活一週間

仙台に単身赴任して一週間が経った。
そして、初めての休日。
朝、地元の家具屋さんがきて、脚が壊れていたテーブルを修理してくれた。
これでようやく自炊が可能になったわけだが、
食材や調味料、キッチンで使う小物類がないので、まず買い出しから始める。
歩いて10分ちょっとで繁華街(一番町)、七夕祭りとあって大変な人出だ。
それにしても蒸し暑い。
シャツがあっという間にびしょびしょになってしまう。
東北が涼しいなんて嘘じゃないか、東京より暑いかも…などと愚痴が出る。
とはいえ、
おおむね歩いて15分ほどの距離のなかで
大抵のものが揃うのがこの町のいいところである。
ぼくのように車を運転しない(できない)人間には大変ありがたい。
都市の規模がちょうど人間サイズなんだろうと思う。

夕方は自宅から歩いて2分の映画館「フォーラム仙台」へ。
東京で見逃した「八日目の蝉」をやっているので観る。
3スクリーンを持つ映画館で、なかなか意欲的なプログラムを組んでいる。
それぞれ100席以下というミニシアターだが、画面は見やすく、鮮明だ。
近所にこういう映画館があるのは、映画好きにはありがたい。
「八日目の蝉」は期待に違わぬ秀作で、
成島出監督の作品を観るのは初めてだが、
真っ正面から登場人物と対峙する骨太さが最近には珍しく印象的だった。
映像感覚にも光るものがある。

映画が終わって、歩いて10分弱の西友まで追加の買物にいく。
写真はその道すがらにiPhone4で撮ったもの。
Apertureでレタッチして雲の色を出したのだが、
オマケのカメラだと思って馬鹿にしてはいけない、案外使えるじゃないか。

夕食は炙った烏賊にカマス、白菜の漬物…酒は大好きな「上喜元」。

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