2011年7月10日日曜日

梅雨明けの伊豆の海

東京では、梅雨明け宣言はまだのようだが、連日猛暑が続いている。
被災地(岩手県宮古市)への出張を終え、
8月から仙台で住む家も決めて、
連日編集室に籠もっているのだが暑さが苦手なぼくはもう限界である。
そこで今日は仕事を休んで海に行くことにした。
伊豆海洋公園。
東海地方はすでに梅雨が明けたらしく、
ぎらぎらと太陽が照りつける、もうすっかり夏の海だ。

ところが、水は入ったとたん思わずひんやりと感じるほどの水温で、
深いところに濁った潮が流れ込んでいるので透明度が悪く、海の中が暗い。
水が悪いので20m前後までしかいかなかったが、水温は19℃を割り込む。
長くいると寒さを感じるほどで、
梅雨明けのこの時期としては幾分低いのではないか。
いずれにせよ、陸の暑さとの落差が激しい。

潮が激しく流れているポイントには
アジやイサキの若魚、メジナなどが群れをなして泳ぎまわっているが、
透明度の悪さもあってスチールは諦め、ムービーを中心に撮る。
一本目を潜る直前にアナウンスがあって、
東北で震度4クラスの余震が起き、
岩手と宮城、福島に津波注意報が出たことが伝えられたが、
遠く離れた伊豆の海も違った意味で厳しい表情を見せていた一日で、
ダイナミックで、なかなかスリリングなダイビングとなった。
写真は上が水深20mにいたオオモンカエルアンコウで、
下は浅場の明るいところに群れていた抱卵期のネンブツダイである。

現在編集中の番組を作り了えた8月1日には、仙台に着任の予定。
仙台に行ったら、こうして海に潜る機会は減るだろう。
何年か前までは、
南三陸(志津川)や女川の海に潜るため、
何度となく仙台を訪れていたのが、皮肉なものである。
東北の海は今回の津波で壊滅的な被害を蒙り、
レジャー・ダイビングができるまでには長い時間を要するはずである。

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