2011年6月10日金曜日

転勤

きょうは異動の内示があって仙台に赴くことが決まった。
仙台はいうまでもなく東日本大震災の被災地で、
ぼくは前線基地で何年かのあいだ復興の記録に専念することになるだろう。

3.11…津波が家や田畑を呑み込んでいく衝撃的な映像を見ながら、
ぼくはこの震災で日本は大きく変わらざるを得ないと直観していた。
そして、定年まであと5年に迫ったぼくのテレビ屋としてのキャリアも…。
定年までどんな番組を作って過ごすのか、
漠としたものではあったがイメージがあった。
しかし、未曾有の災害で、それはすべてリセットせざるを得ない。
「地域」の行く末を見つめることを自分の仕事としてきた以上、
残りのキャリアを被災地の復興を見守ることに費やすしかないと覚悟をした。

だから、仙台に赴くことになったのもある種の“必然”だったと思っている。
非常事態に身を置くことになるのだから、
もっと若いときであれば…という思いもなくはない。
だが、自分の30年のキャリアを投じて悔いない“最後の任務”であるとも思う。
まだ東京で抱えている仕事があるので(やはり東北の被災地の話)、
実際に仙台に赴くのは8月になりそうだ。

写真は、本文と関係ないが、意外に長持ちしている我が家の胡蝶蘭。

3 件のコメント:

  1. 八十二歳の抵抗2011年6月11日 23:17

    55歳にもなって単身赴任とは淋しいものだ。そろそろ倦怠期に入る頃、新しい気持ちになって夫婦のありようを見つめなすのも良いかもしれないね。
    思い出すけど、私も約2ヶ月の単身赴任だったが、ただ1週間毎に蹴るのが無性に嬉しかったし待ち遠しかった。夫婦の間も新鮮になって来た。
    まあ、深酒だけは慎むことだ。
    元気での活躍を祈る。

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  2. あらら・・・

     これで 毎日 めかぶ蕎麦が 食べられます?

     または 帰りの時間を 気にせず 取材できます!

       ドメスティック・ジャーナリスト に

      粋な計らいでは ありませんか?

        くれぐれも 無理をなさらずに。。

    ほんわかした 山の学校みたいな
      牧歌的な作品も 見たいし・・・
    JAZZ喫茶、姫神のギターの人の太鼓、
     ジンタ楽団も ばっちり 撮り直してほしいなぁ・・・

     いゃゃぁ 楽しみだなぁぁぁ

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  3. >親父殿

    お言葉だが、うちは倦怠期はまだまだだ。
    昨夜も二人で銀座で「デート」したし…w
    なにせケンカしているかベタベタしているかどっちかなので、
    なかなか「倦怠」している暇がないのである。

    親父殿が単身赴任していたという記憶はないのだが、
    松江から広島に先乗りしたのかな、そういえばそういう気がする。
    どうせ残業続きで夕食時間に帰ってきていることは少なかったと思うから、
    子供にとっては同じようなものだったのかもしれぬ。
    うちもかみさんに「どれくらい帰ってくるの?」と訊かれたから、
    「二週間に一度くらいかな」と答えたら、
    「いまと同じじゃん」と云われてオシマイになった。
    もっとも、片道の交通費が1万円以上かかると聞いた途端に、
    「帰ってこなくていい!」と態度が豹変したのだが…。

    >bm2さん

    ドメスティックを極めるハメになりました(笑)。
    55歳になっての「前線」への転勤は、
    結構驚くむきもあったようですが、本人としては“自然な流れ”のうちです。
    ほんわかしたことをやってる余裕があるのかはビミョーですが、
    現場人間としては精一杯「楽しんで」くることにいたします。

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