被災地の春

昨日からまた岩手に来ていて、
きょうは街が壊滅状態になった陸前高田を訪れた。
津波は気仙川を逆流して、よもやと思う上流までを瓦礫の山に変えている。
それでも、被災を免れた田んぼでは田植えが始まっていた(写真上)。
岩手の春はいまが花盛りで、
枝垂れ桜や桃、木蓮、山吹、そして林檎などの花が目を慰めてくれる。
気仙川の土手にも、よく見ると小さな菫などが咲き乱れている。
小さな小さなピンクの花は、
独特の形をしているが蘭の仲間なのだろうか(写真中)。
ぼくは花の名前をほとんど知らない。
また来ん春に、それがちょっと残念だ。

きょうは東日本大震災からちょうど2ヶ月目。
地震が起きた14時46分には、
津波に呑まれた田んぼの瓦礫を片づけていたボランティアの人たちが
一斉に黙祷をする姿が見られた(写真下)。

コメント

  1. 姫踊子草でしょうか。
    ランではなくシソの仲間かしら?
    日本の雑草は、深く強いです。

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  2. >ガラシャ!さん

    ありがとう。
    確かにヒメオドリコソウですね。
    シソの仲間なんだ、そういえばカキドウシともちょっと似ている気が。
    帰化植物なんだね、うちのかみさんみたいなものだw
    …ぼくも雑草ですので、深く強く、そして可憐に今日も生きてます。

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  3. 小さな小さなピンクの花はヒメオドリコソウではありませんか?道端に咲く美しい花ですね。

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  4. ありがとうございます。
    確かにヒメオドリコソウですね。
    他の方からもご指摘いただきました(なぜか消えてる…)。

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