再び大島に潜る


今年2回目のダイビングは
前回に引き続き伊豆大島に潜った。
12日朝8時30分、
竹芝桟橋出航の高速船で島に向かう。
島はよく晴れて、ひと足早い夏を思わせる陽気。
大島のいいところは、
東京から一泊二日で行けて(都内である!)、
それでいて
日常からどこか切り離された気分を味わえる、
つまりお手軽なリゾート地だということ。
今日はOlympusPen Liteの水中デビューでもある。

海に潜って思わず嘆声をあげる。
素晴らしい透明度だ。
50mは優に見えているのではないか。
地元のガイドでさえ、
これほど抜けていることは珍しいという。
しかし、水は冷たい。
水温は底で15℃で、
ドライを着ていても寒く感じる。

ぼくはレンズの選択を誤ったとほぞを噛んだ。
装着していたのは
ライカの90mmマクロ(35mmカメラ換算)で、
これでは海の透明度を表現する術がない。
午後の二本目は透明度が落ちた。
ぼくはやはりマクロレンズをつけて入って、
タツノイトコやベニカエルアンコウを撮る。
ボケ味のいい、素性のよさを感じさせるレンズだ。
Olympus Pen LiteのCCDは
マイクロ・フォーサイスと呼ばれる規格で、
通常のデジタル一眼レフに比べれば小さいが、
やはりコンデジとは表現力がまるで違う。




























港にちかい民宿は、
窓から潮風が吹き込んで、心地よい。
近所には温泉もある(御神火温泉)。
何の変哲もないナトリウム塩化物泉で沸かし湯だが、
潜った後にゆったりとした湯船につかるのはいいものだ。
夕食は隣の居酒屋で
アカイカやイサキの刺身、当地名産のアシタバを食べる。
地焼酎の「御神火」(麦焼酎)は
独特の香りとクセがあってなかなか旨い。


きょうも2本潜る。
違う潮が流れ込んでいるのだろう、
水温は一日で5℃上がった。
透明度は落ちたが、それでもきれいだ。
一本目は
オリンパス純正の18〜36mmズーム(35mm換算)を装着。
マクロ機能はないがそれなりに寄れて、これはかなり使いでのよさそうなレンズ。
サンゴ礁やソフトコーラルのお花畑で力を発揮してくれそうだ。
二本目は再びライカのマクロにつけ替えたが、
あろうことかいきなり故障していて、フォーカスが全く取れない。
帰りに新宿のヨドバシカメラに持ち込むが、
4月に買ったばかりなので、保証書をもって行けば交換してくれるそうだ。

コメント

  1. 潜ってからの故障は 辛いですよね。

     ひさしぶりに ニコノスしてみますか?

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  2. >bm2さん

    セッティングしてからテストさえしておけば、
    広角につけ替えて入ればよかっただけで何の問題もなかったのですが…。
    後悔先に立たず。
    「確認」の大切さをあらためて「確認」しました。

    >ひさしぶりに ニコノスしてみますか?

    ニコンのフィルムスキャナーのMacOSヘの対応は10.4で止まったまま。
    以降のバージョンへの対応は全くヤル気がないらしい。
    おかげで10万円もしたスキャナーが使えなくなってしまいました。
    絶対に許さない。
    怨念の塊と化したぼくは二度とニコン製品は使わないことに決めました…

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