2009年4月16日木曜日

東奔西走七転八倒

きのう岩手から帰ってきて、今日からは奈良に出張。
桜が蕾だったり、満開だったり、もう散ってしまっていたりして…なんだかワケがわからない。
ロケ・クルーはあす奈良に入ってくるのだが、
ぼくには先乗りしてやっておかなければならないことが山ほどある。
なにせ、何を撮るのか、まだ何も決めていないのである…

岩手の山のなかは携帯の飛ばない地域が多く、
インターネットにアクセスできる場所も極めて限られているため、
取材先に連絡を入れようにもできないままでいたからだ。

新しい700系の東海道新幹線は、
座席の横に電源が付いているし、3月からは車内で無線LANが使えるようになった。
きのうのうちにLANを使えるよう手続きをしておいて(月に何百円か取られる)、
きょうは車内でパソコンにかじりついて情報を集め、
メールで取材依頼を送り、
関係者に電話をかけて(電波状態が不安定で会話が寸断されることにイライラしながら)、
面会のアポイントメントを取りつけながら奈良に向かった。

取材のテーマは救急搬送にからむ、いわゆる「たらいまわし」の問題である。
(「たらいまわし」という表現には問題があって、本当は「受け入れ不能の連鎖」とでもいうべきだが…)
こうした微妙でナーヴァスな問題について電話で取材意図を説明するのは辛いのだが、
まずは関係者に会ってもらえないと始まらない。
正面から、誠実に、トンネルに入るたび会話を寸断されることに頭に来ながら、取材の狙いを説明する。
幸い、消防本部と県立病院が協力的で、半日である程度の撮影の目処がついた。
心肺停止の患者の受け入れ先が見つからず救急隊が焦っていたとき、
県立病院には県内の他の地域で受け入れができなかった重症の患者が運ばれてきており、
それが新たな患者の受け入れを不可能にするという「救急崩壊のドミノ」が起こっていたことも判明した。

これをどう「絵」にしていくのか…今夜これから(酒を飲みながら)考える。


3 件のコメント:

  1. 石が動いたのかと慶んだのに・・・。

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  2. 石は動かんけど、医師のあいだを動いてます。
    だから、石が動いても安心なんやけど…。
    ウエちゃんこそ、お大事に。

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  3. う、う、うまい!!!
    上手過ぎる。

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