2009年4月1日水曜日

だんだん岩手が好きになる…

きょうも、新幹線、在来線、バス、タクシーを乗り継いで、岩手県内を駆けまわる。
で、だんだん、この土地に愛着が湧いてきた。
ぼくは生来、猫みたいなもので、その土地になつく習性であるらしい。

なぜぼくは岩手が好きか…?
理由はたぶん三つある。
まず、酒が旨いこと。
ぼくは山形、青森の地酒を好んで飲むのだが、
少なくとも青森について云えば、岩手の南部杜氏が醸した酒が多いはずである。
南部杜氏の中心は、紫波町、そして石鳥谷(現・花巻市)あたりらしいが、
ぼくの知らない蔵がたくさんあって、それぞれに旨い酒を造っている。
二つ目は酒の肴が旨いこと。
三陸海岸からの海の幸、山菜などの山の幸に恵まれている。
三つ目は蕎麦が旨いこと。
町ごとに旨い蕎麦屋があって蕎麦好きのぼくには堪えられない。
(ホテルの朝食のバイキングにも「わんこそば」があったりする。)
きょうの午めしは一ノ関駅前の「そばはな」で、
この店の蕎麦は北海道中標津「松乃井」と並んでぼくの最近のクリーンヒット。
大もりを食べて、後を引くので、もう一枚もりを食べた。

夜は、先日昼間に前を通って目をつけていた、
ホテルのすぐそばにある居酒屋「ゆ家」に入ってみる。
入り口を入ると上がり框があって、そこに置いてあるベルを鳴らすと店員の女の子が顔を出した。
靴を脱いであがると、思いのほか広い店で、
左右にテーブルの並んだ畳部屋があり、奥に居心地のよさそうなカウンターがある。
若い人がやっている店だが、純米酒の取り揃えがよく、値段もリーズナブルなのが嬉しい。
「田酒」(青森)や「三井の寿」(福岡)、「竹鶴」(広島)など各地の銘酒が並ぶなかで、
ぼくは地元の酒…紫波町の「月の輪」「堀の井」、盛岡の「七福神」を飲んだ。
肴も気が利いていて、
八角(トクビレ)を軽く炙って葱とジンジャーソースをかけた「たたき」、
バクライ(ホヤとコノワタを和えた塩辛)を薄切りの胡瓜に乗せたもの、
メカブをざくに切ってポン酢…どれも美味しく、酒がすすむ。
かなり食べて飲んだような気がするが、値段は5千円ほどで、帰りにお土産(?)に入浴剤をくれた。
ホテル暮らしの身にはこれもありがたい心遣いである。



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