週末は紅葉三昧だった。

先週、釧路から戻ってくると東京は紅葉の盛りを迎えていた。現役を離れても相変わらず旅が多い生活をしているので、桜や紅葉など一年に何度も異なる場所で楽しめるのがいい。ぼくが住んでいる荻窪界隈には大田黒公園という紅葉の名所がある。我が家から歩いて20分くらいのところである。


元はと言えば音楽評論家・大田黒元雄の別邸に造られた日本庭園で、現在は杉並区の区立公園になっている。紅葉の盛りには夜のライトアップも行なっている。(2010年にこのブログでも紹介をしたことがある。)週末は三日連続でこの大田黒公園に紅葉を撮影に行った。


初日(2日)は病院帰りに下見を兼ねて行ってみた。カメラはOlympus OM-D E-M5ⅡでレンズはNokton25mm(50mm相当の標準レンズ)である。ちょうどライトアップ中だということもわかったので、翌日、3日の土曜日に出直してきた。カメラは同じOlympus、レンズはNoktonに加えて、広角のProminar(24mm相当)、Sigmaの望遠(120mm相当)の3本を持参した。


まず日没前の斜光のなか、Sigmaで撮影。このレンズの写りはとても好きだな。


こちらは日が陰ってからNoktonで撮ったもの。今年はもみじでも紅葉より黄葉の方が目立つ気がする。


NoktonはF値が0.95というめちゃくちゃ明るいレンズなので、ISOを400〜800にしてOlympus自慢の手ぶれ補正をかければ、ライトアップされた紅葉を手持ちで充分撮影できる。


撮影はライトアップが始まって15〜20分が勝負。空に青みが残っているうちに撮りたいからだ。池に映った紅葉を狙ってみた。ProminarもF値1.8と明るく、広角ということもあってこれも手持ちでOK。もともとぼくは三脚は使わない主義だし、大田黒公園は混雑もあって三脚の使用は禁止されている。


三日目の日曜もライトアップを撮りに出かけた。これは自分のためというより、最近、Olympusのカメラを買った超初心者の妻の世話役兼指導係を務めるためだ。そのため、レンズはNoktonだけにした。


撮影を前に妻のカメラを設定してやる。手ぶれしないようISOを6400にして絞りは2.8開放に固定。構図のとりかた、光の見方までアドバイスする。超初心者の面倒を見るのはなかなか大変である。それでも、自分でも気に入った何枚かの写真が撮れた。



コメント

  1. しろくまさん2016年12月11日 22:05

    こもまきも してあるんですね。。

     奥さんも ナイスショットが
     撮影できて なによりですね。
     

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    1. ナイスショットかどうかは…こちらをご参照(笑)。
      http://www.kenshinin.com/cat115/post-323.html

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    2. しろくまさん2016年12月15日 6:54

       写真みましたよ。 お上手ですよ。 キ☆レ☆イ!

      私が最初に購入したミラーレスは オリンパスで
       まだコダック製CCDでしたが キットレンズが・・・
      C社 N社を 超えるCP、解像に驚きました。
       ASAは 100じゃないと ノイズが厳しいという問題は
      ありましたが・・・ 
        あとは発色が・・青色がやや紫っぽくなって・・・
       当時は コダック・ブルーなんて いわれましたが
       あの発色は いわゆる シャガール・ブルーですね。
         絵画的ですね。

       今は小型軽量・感度も良好でオリンパス使ってる人 多いですねぇ。。。
       
       OM-1 の お坊さんのCM 土曜洋画劇場で よく流れてました。

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