先週の土曜日(18日)、妻のお供で京都を訪れた。ぼくの目的は盛りを迎えた京都の紅葉の撮影である。北海道の自然風土をこよなく愛するぼくだが、桜は東京、紅葉なら京都が一番だと思っている。土曜は生憎の雨模様だったが、永観堂、南禅寺、嵐山(嵯峨鳥居本)とまわり、
天気の回復した日曜日は妻を案内してもう一度永観堂に行った。
京都に紅葉の名所は数多くあれど、「秋はもみじの永観堂」と言われる有名な禅林寺(通称・永観堂)の美しさには息を飲んだ。ネット情報によれば日本一人気のある紅葉スポットだそうだが、それも首肯ける。
ちょうど紅葉がピークの終末で、永観堂、南禅寺あたりは大変な人出である。土曜日は京都駅前から出るバスに乗ったが、バスは超満員で道路は渋滞、たどり着くまで時間がかかった。そこで日曜日は地下鉄を烏丸御池で乗り継ぎ、蹴上駅から南禅寺を抜けて永観堂まで10分余りを歩くことにした。
永観堂の境内は人で溢れ、日本語はもちろん、中国語、韓国語、英語…が渦を巻いている。和服姿の女性が目立つのは、きっと観光用のレンタルなのだろう。
こちらは紅葉越しに眺める南禅寺の三門。永観堂の箱庭的な美しさに比して、雄渾である。時間がなくて三門に登れなかったのがちょっと残念。三門から見る紅葉の京都にはきっと「絶景かな、絶景かな」と言いたくなっただろうに。
夕暮れの嵯峨鳥居本。ここは重要伝統的建造物群保存地区である。鳥居を挟むように茅葺きの茶屋が並んでいる。写真奥の平野屋は江戸時代から続いている老舗だという。この鳥居から愛宕神社まで5km以上あるというから豪気である。
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