1時間半の「ロンドン観光」

ヨーロッパ旅行の最終日。
せっかく五つ星ホテルに泊まったのだから元を取ろうと
午前中はゆっくりホテルで寝て過ごす。
バッキンガム宮殿の有名な衛兵の交替式よりも
ホテルで朝寝を選ぶあたり、あまり熱心な観光客とは言えない。


午にホテルを出て、ピカデリーを散策。
衛兵の交替を見終わった人の波に逆らうように
バッキンガム宮殿に向かう。


バッキンガム宮殿はなぜか真面目に写真を撮る気にならず、
iPhoneで撮ってSnapseedでレタッチ。


さらにビッグベンからテムズ河畔を歩く。
このあたりで、ようやく2台のSigmaをバッグから取り出す。
旅の終わりとあってか、ちとダレ気味である。


これはたぶん英国の国会議事堂。
普通に撮っても何か面白くならなかったので、
Snapseedを使ってレタッチしてみた。
妻はテムズ河畔の風景が
彼女の故郷である上海の外灘に似ているという。
確かにその通りで、
外灘はかつてのイギリス租界だから、
英国人たちは故郷の風景に似せて街を造ったのだろう。


一時間半ほど散歩をして、
そろそろ妻の機嫌が微妙になってきたところで、
きのう見つけた中華街まで戻って昼食をとる。
香港を植民地としていた関係だろう、
ロンドンには広東料理の店が目立つ。
そのなかの一軒で妻の好きな点心を食べる。
妻は随分たくさん注文してぼくを呆れさせたが、
ぺろっと平らげてしまった。
確かに、日本で食べる中華料理より美味しい気がした。

結局、ロンドンでの「観光」はこの散歩だけで、
有名なロンドン・ブリッジも見なかった。
なんだかチャイナタウンの印象だけが強い。
もっとも、パリでも、
凱旋門やエッフェル塔は遠くから見ただけ。
要するに、
「観光名所」に興味がなく、
ひたすらほっつき歩くのがぼくの旅のスタイル。
妻の買い物好きをからかうようなものの、
名所を巡ってお土産を買うのが普通の観光だとすれば、
つきあわされる妻にとっては迷惑な話だったかもしれない。
本場のビールやウィスキーを飲み損ねたのが心残りだが、
ロンドンの街そのものは
新旧の建物がいささか無秩序に共存しており、
時代のついた建物ばかりのパリほど魅力は感じなかった。




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